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【4月:BCP研修】“いつも通り”を守るための準備💫

こんにちは、グッドフェローズです🌿

4月16日、伍番館にて今年度初めてのBCP(事業継続計画)研修を行いました。

BCPって何?という方にも分かりやすく、今回の研修の様子をブログでご紹介します!


そもそも「BCP」ってなに?🤔

「BCP」は“Business Continuity Plan(事業継続計画)”の略で、 大きな災害や感染症のような予期せぬ出来事が起きたときでも、

福祉サービスを止めずに継続するための計画のことです。

 

グループホームは、利用者さまが生活を送る「おうち」のような場所。

どんな時でもその暮らしを守り、安心して過ごせるようにしていくために、BCPの準備がとても大切なんです。

 

なぜBCPがグループホームに必要なの?🏠

2024年度から、福祉事業所ではBCPの策定が義務化されました。

特にグループホームでは、万が一のときに「生活そのもの」が止まってしまう可能性も。

 

例えば、地震や台風が起きたとき、いつも通りのサポートがすぐにできない状況があり得ます。
そんな時でも利用者さまの命と暮らしを守るためには、 平時からの備えがとても重要です。

 

この研修では、

  • 利用者さまの安全をどう確保するか
  • 職員自身の安全や役割分担
  • もしものときの復旧手順や避難先

   などについて、実例も交えながら具体的に確認しました📝

 

グループホームならではの課題も💦

グッドフェローズの各ホームは、1ユニット5名以下の小規模体制。

だからこそ、「家庭的で落ち着いた雰囲気」が魅力ですが、 その反面、職員が1人勤務の日も多く、災害時には孤独な対応が求められることもあります。

また、

  • 介助が必要な方
  • パニックになりやすい方
  • 認知機能の低下がある方
    など、利用者さま一人ひとりに合わせた避難支援が必要になるため、 日頃からの具体的な備えと工夫が欠かせません。

 

実際に想定しているリスク⚡

久留米市という土地柄、台風や豪雨の影響も受けやすく、
参番館では過去に浸水被害もありました。

そのほかにも、

  • 地震(震度6クラス)
  • 火災(喫煙管理の徹底が課題です)
  • 感染症(コロナ・インフル等)
  • 停電や断水などのインフラ停止
    といったリスクを想定しながら、計画を練っています。

BCP計画書は各ホームに配備済み📘

現在、グッドフェローズでは「災害編」「感染症編」の2種類のBCP計画書を整備し、壱番館〜伍番館すべてに配備しています。

大きな冊子ではなく、厚労省のフォーマットを元にA4用紙1枚に要点を凝縮したものなので、どの職員もサッと確認しやすいのが特徴です。

今後さらに内容をブラッシュアップして、
備蓄リストや個別支援の詳細も加えていく予定です✨

 

利用者さまと一緒にできること👬

今回の研修では、「利用者さまと一緒に備える」視点も大切にしていこうという話が出ました。

例えば、避難の際にサポートをお願いできそうな利用者さまには、普段から役割をお願いしたり、避難経路を一緒に確認したりしておくことで、みんなが安心できる体制づくりが進んでいきます😊

 


今後に向けて🔄

BCPは一度作って終わりではなく、

  • 年に1回以上の訓練と振り返り
  • 実際の避難訓練との連動
  • 日々の気づきの共有
    といった取り組みを通じて、実践的で生きた計画にしていきます。

 

職員みんなが「ただの義務」ではなく、
「自分たちの大切な仲間を守るためのもの」として
BCPに関心を持ってくれるよう、今後も研修を重ねていく予定です💪✨

 

最後に📣

グッドフェローズでは、
利用者さまの「日常」「安心」を何より大切にしています。

これからも、万が一の時にも笑顔が守られるように、
一歩ずつ準備を進めてまいります!

次回の研修もお楽しみに😊