【10月定例会】コミュニケーション術の向上を目指して
こんにちは!グッドフェローズです。
今回は、10月16日(水)に開催された定例の研修会についてご紹介します。
毎月恒例の研修会ですが、今回は「コミュニケーション術」をテーマに、日々の支援業務に役立つスキル向上を目指しました。
利用者さんとの円滑なコミュニケーションのために、支援員全員で学びを深める貴重な時間となりました。
研修の目的と背景
利用者さんへの声かけや伝え方は、支援員によって影響が大きく異なります。
例えば、同じ内容でも、伝え方や表情ひとつで利用者さんの気持ちが明るくなったり、逆に不穏な気持ちになることもあります。
そのため、コミュニケーションの仕方には繊細な配慮が必要です。
過去には、利用者さんが支援員の言動に不快感を覚え、その支援員を拒絶するようなケースもありました。
支援員としても、そういった状況では夜勤などの業務が難しくなるため、双方にとってより良い環境を整えることが重要です。
信頼関係の築き方と傾聴の大切さ
今回の研修では、コミュニケーション術の基礎として「信頼関係の築き方」に重点を置きました。
利用者さんと信頼関係を築くには、ただ「聞く」だけでなく「聴く」姿勢が大切です。
単なる情報の受け取りではなく、心から相手に耳を傾けることが、支援員と利用者さんの信頼を深める第一歩です。
傾聴について、以下のような心構えを学びました:
- 心と耳を傾ける:利用者さんの声にしっかりと注意を払い、気持ちに寄り添うことが大切。
- 表情と挨拶の仕方:言葉以上に表情や挨拶が相手に与える印象が大きいため、日頃から親しみやすさや温かさを感じられるよう意識する。
- 質問の工夫:クローズドクエスチョンを効果的に使うことで、利用者さんが答えやすくなる場面も増え、会話のテンポが整える。
研修の進行:グループワークで実践的に学ぶ
今回の研修では、グループワークも取り入れ、具体的なコミュニケーション方法を共有しました。
特に以下のポイントを中心に実践しました:
- ペーシングとミラーリング:相手のペースや仕草に合わせて話すことで、リラックスした雰囲気を作り、利用者さんが話しやすい環境を整える。
- 非言語コミュニケーションの工夫:表情やジェスチャーを意識することで、言葉だけでは伝わりにくい気持ちがしっかりと伝わることを実感。
研修を進める中で、支援員からもさまざまな意見が出ました。
「利用者さんの表情を見逃さない工夫をしたい」「クローズドクエスチョンをもっと意識して使ってみたい」など、
積極的な意見交換が行われ、研修は1時間の予定を超える充実した学びの時間となりました。
研修の講師紹介:専門知識を持つ指導者のサポート
今回の研修会は、グッドフェローズの訪問看護部門の管理者である里岡君と、グループホーム部門のサービス管理責任者である奈留さんが講師を務めてくださいました。
実際の支援現場での経験を基にした具体的なアドバイスや、リアルなケースを交えた説明がとても分かりやすく、参加者全員の理解が深まりました。
まとめ:今回の学びと今後の実践への意気込み
今回の研修を通じて、支援員としてのコミュニケーション力を再認識するとともに、利用者さんに対してより良い支援ができるよう意識が高まりました。
グッドフェローズでは、これからも定期的に研修を行い、支援員同士で学び合い、利用者さんとの信頼関係を深められるよう努めていきます。